5月20日(月)~ 21日(火)に山梨市の標高1700mに位置する乙女高原と大窪山で宿泊を伴う観察会を実施いたしました。ご参加いただきました皆さんありがとうございました!

2021年から年一回実施している宿泊を伴う観察会、4回目の今回は山梨県山梨市の乙女高原と大窪山をご案内させていただきました。一週間前には雨マークが表示され二日間とも雨になるのではと当日までかなり気を揉みましたが、当日現地では朝730分頃にはピタッと雨はやみ薄日がさし始めた塩山駅でお迎えとなりました。目指す乙女高原の標高は約1700m、霧に覆われてはいましたが雨が降るような心配は無く観察会はスタート。今回の最大のお目当ては日本のスミレの中では花が大きく美しいため「スミレの女王」と異名のあるサクラスミレです。焼山峠から歩き始めるとまずはエゾノタチツボスミレの白花品であるシロバナエゾノタチツボスミレが迎えてくれました。その後道路の左右にサクラスミレが出始めるともうみなさん夢中になりカメラに収めていらっしゃいました。午後は乙女高原のピーク、ヨモギ頭直下の巨樹通称「ブナじいさん」を観察、樹齢300年とも400年とも言われているブナじいさんは森の守り神のように幻想的な霧の中で静かに佇んでいました。

二日目は朝から快晴、参加された皆さんと集合写真を撮り出発。二日目のお目当てはアズマシャクナゲ。大窪山はアズマシャクナゲの群生地で知られていますが、今年は残念ながら裏年と花芽をつけた個体が少なくちょっと残念でしたが、ハクサンシャクナゲとの見分けを解説させていただきました。スミレ類も初日では観られなかったアケボノスミレやアカネスミレも確認でき、早春の花々を目いっぱい楽しんでいただけたのではと思います。

振り返りでは「宿泊を伴う観察会は年に一度と言わず二度実施して欲しい」、「年内にもう一回実施して欲しい」など嬉しいお言葉も頂戴し塩山駅で解散となりました。

 二日間事故もケガも無く無事終了でき、スミレが彩る乙女高原を満喫していただけたのではと思います。ご参加いただきましたみなさん、本当にありがとうございました。そして次回もまたご一緒できることを心より楽しみにしております!

 

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5月20日(火)

5月21日(火)

5月14日(火)に季節の会「バラと若葉の風薫る 神代植物公園散歩」観察会を実施しました。ご参加いただきました皆さんありがとうございました!

晴れた空のもと、神代植物園での観察会がはじまりました。最初に寄るのは「国際ばら新品種コンクール花壇(Japan Rose Consour)」です。このコンクールでは世界未発表のバラたちが2年の厳しい審査、品評により優れた新品種を競っていました。

続いて「本園」に移動します。バラ本園は野生種、オールドローズ、モダンローズに分類されています。

野生種は主に北半球に分布し150200もの種類があり、その内、現在親しまれている品種の改良に貢献した野生のバラは811種類だそうで、その中には日本原産のテリハノイバラやノイバラが含まれます。オールドローズは1867年以前に作出された原種のバラを親に持つバラであり、古代ペルシャの時代から香料や薬用としての栽培が始まり、そのほとんどが春のみに咲く一季咲き性のバラです。モダンローズは1867年に作出されたハイブリッドティのー種である完全な四季咲性の「ラ・フランス」以降に開発されたバラで、春から秋まで花が咲く四季咲き性で大輪や小輪の房咲き性のボリュームあるバラが多いようです。そして殿堂入りのバラ。3年に1回開催される世界バラ会議において選出されるものでこれまでに18品種のバラが選ばれているそうです。世界中のどの環境でも育てやすく、普遍的な美意識から選ばれた栄誉あるバラ達でありそれらを揃えた区画も見応えがありました。名前もピース、クイーン・エリザベス、パパ・メイアン、イングリッド・バーグマン、カクテル、ノックアウト等とユニークで各々が誕生した由来や背景、物語を探る話にも興味をそそられます。参加者の皆様はバラの美しさや香りを楽しみながら班長の説明に耳を傾け、バラの世界に浸っていらっしゃいました。

 午後は山野草園の散策です。春と夏の境目のこの時期、林床にはフタリシズカやハナウド等の花々が見られたものの、早春の花が咲き乱れていたであろう明るい景色は最早なく、下草が繁りだした野草園には草花に代わりそこかしこに立つ木々の枝の花たちが少し遠慮気味に咲いていました。ガクウツギ、エゴノキ、イボタノキ、クマシデ等の花々や青い実に季節の移ろいを感じながら、日も陰り暑い一日も涼やかに終わろうとしていました。

ご参加いただきました皆さん、ご一緒できメンバー一同心からお礼申し上げます。またご一緒できる日を楽しみしております!

 

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4月21日(日)「春の里山散策 〜あきる野の自然・横沢入〜」を実施しました。ご参加いただきました皆さんありがとうございました!

曇り空のもと、観察会がはじまりました。

まずは伊達政宗が秋川の鮎釣りに訪れた際に立ち寄ったという大悲願寺まで歩きます。街路樹、庭木、畑を眺めながら、トウカエデ、ヒメウツギ、オキナグサ、ノボロギク、スズメノカタビラ、アオオニタビラコ、コハコベ、ノミノツヅリ、オニアザミ、ミチタネツケバナ、ノラボウ等々が見られました。

横沢入に向かう途中にはジロボウエンゴサク、花粉を飛ばすカテンソウ、キラキラのウマノアシガタ、白い花のクサイチゴ、キュウリグサ、ハナイバナ、ホウチャクソウも。

そして横沢入。ここは東京都第一号に指定された「里山保全地域」で、ボランティアの方々が生物調査をしつつ保全活動をされています。谷戸を歩けばショウブ、トウキョウサンショウウオの卵嚢、モリアオガエルのオタマジャクシ、イヌコリヤナギ、カントウタンポポ、ミツバツチグリ、キツネノボタン、ネコノメソウ、ツルカノコソウ等の生き物たちが観察できました。

午後には伊奈石の石切場跡を通り、天竺山登山道ではオトコヨウゾメ、コバノガマズミ、サンショウ、ジュウニヒトエ、フデリンドウそしてヤマルリソウ等の花々が次から次へと目に飛び込んできました。

春に目覚めた生き物たちが陽の光をいっぱい浴びて、自然の中でのびのび生きている光景に、そして参加者の皆さんの笑顔に、心も洗われる思いがしました。

ご参加いただきました皆さまありがとうございました!

引き続きよろしくお願いいたします。

 

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3月13日(水)「都会のオアシス 自然教育園で初春を感じる」を実施しました。ご参加いただきました皆さんありがとうございました!

日の雨がすっかり晴れ上がった青空のもと、観察会がはじまりました。

雌雄のモクレイシ、ほころぶ筍のように出始めのムサシアブミ、陽だまりに咲くユキワリイチゲ、アマナなどのスプリングエフェメラルとの再会に、参加された皆さんも班長もテンションがあがります。花数はまだ少ないものの、ご紹介したいことは尽きないこの季節、限られた時間の中で、皆さんとの会話も楽しみながら観察会を進めました。

季節の会の観察会参加は今回が初めて、という方も多かったのですが、リピーターの方とも和やかにうちとけたご様子。

「季節を変えてまた訪れたい」「もっと植物のことを知りたくなった」と都会のオアシスの自然に感激しながら、晴れやかに散会となりました。

 

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11月18日(土)座間谷戸山公園観察会「深まりゆく秋!湧水の里山を歩く」を実施しました。ご参加いただきました皆さんありがとうございました!

季節の会としては久しぶりの観察会、というのも6月、9月、10月と雨天により3回連続で中止、携わったメンバーはしばらく不完全燃焼気味でした。今回1118日は前日の日中に降った雨もあがり、きれいな青空の下での観察会となりメンバーは朝からテンションが上がり気味!この季節色鮮やかな花々は咲いていませんが、里山に一歩入れば代を繋ごうと赤や青、紫などの果実を観察することができます。更に観るだけではなく実際に食していただき“旬”の自然の恵みを里山からお裾分けしていただきました。その中でも小さな実ながら、ほのかに甘く葡萄の味がしっかりと感じるエビヅルの実やベリーのように鮮やかで少し酸味のあるガマズミの実はとても人気で、お店では手に入らない秋の味覚を楽しんでいただけたのではと思います。

今回のフィールドは自然を極力壊さずに造られた自然生態観察園であり、道もよく整備され前述のごとくたくさんの植物を観察することができました。

季節の会の本年度の観察会は今回で終了となります。来年の企画は既にできており間もなく皆さまへご案内をお送りする予定です。

ご参加いただきましたみなさん、本当にありがとうございました。そして来年もまたご一緒できる日をメンバー一同心より楽しみにしております!

  

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8月28日(月)から29日(火)に宿泊を伴う観察会を清里高原と飯盛山で実施しました!ご参加いただきました皆さんありがとうございました!

8月28日(月)~29日(火)に清里高原と飯盛山で宿泊を伴う観察会を実施しました。宿泊を伴う観察会は一昨年が御岳山、昨年は入笠山そして今回で三回目となります。

一日目は清泉寮ファームショップで昼食をとり清泉寮名物のソフトクリームに舌鼓を打ち、その後清里の森を4.5㎞ほどをゆっくりと散策しながら植物を観察しました。

二日目は清里高原から東方面を見上げると深い緑の山並みの上に、ちょうどご飯を山盛りに盛ったような山容の「飯盛山(めしもりやま)」を上り、山頂までの往復で、山地帯からぎりぎり亜高山帯に生息するウスバヤブマメやハナイカリ、ケゴンアカバナ、タチコゴメグサ、カワラマツバ、ウスユキソウ、ヒメトラノオ等々たくさんの植物を観察していただきました。

そして何よりも前日まで山岳地帯の不安定な天候が続く中、この二日間は積乱雲は遠くに見えていたものの、私達のところまで雨も雷も落ちてくることもなく、予定時間通りにけが人もなく無事終了することができました。

二日間たくさんの植物との出会いの他、清泉寮の名物、ジャージーハットの「ジャージーミルクのソフトクリーム」に始まって、今年の7月にリニューアルオープンした、ミルクポットの「シャインマスカットのソフトクリーム」まで、皆さまにとりましては『清里のソフトクリーム』も思い出の主役の一つになったのではと思います。 

二日間皆さまのご協力に、改めて御礼するばかりです。ご参加いただき本当にありがとうございました!

 

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8月28日(月)

8月29日(火)

5月25日(木)に季節の会観察会「特別名勝 六義園へ初夏の花を尋ねる」を実施しました!

六義園は国の特別名勝に指定されている由緒ある和風の日本庭園で、その庭園を散策しながら史跡や情景、初夏の花を観察しました。

園内には和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝、中国古典の景観が八十八境として映し出され、和歌の庭としてのその雰囲気をゆっくりと皆さんとご一緒に楽しむことができました。さらに江戸時代から知られる日本古来のヤマアジサイの品種も見ることができ、その繊細で優美な姿を堪能することができました。

2時間ほどの散策でしたが、ご参加されたみなさんは大変満足された様子で、満面の笑顔で帰路につかれる姿がとても印象的でした。

皆様のご協力のおかげで、午前・午後とも無事に観察会を終えることができスタッフ一同改めてお礼申し上げます。

 次回は615日(木)狭山丘陵へ希少種のヒメザゼンソウを観に行きます。皆さまのご参加を心からお待ちしております。

ではまたご一緒できる日をメンバー一同楽しみにしております。ご参加いただき本当にありがとうございました。

 

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4月9日(日)に季節の会観察会「加治丘陵で春の花さんぽ」を実施しました!

前夜の雨が嘘のように青空が広がり、爽やかな風の中で観察会がはじまりました。

加治丘陵はお釈迦様の涅槃の姿を彷彿させる丘陵です。訪れる人々が自然の中に溶け込めるような優しさに満ちていました。遊歩道北コースでは沢山のオトコヨウゾメの白い花が風に揺れ、ニガイチゴや芽生え始めた新緑に参加者の皆様は「命の洗濯ですね~!」と目を細めていました。山道にはジロボウエンゴサク、コアジサイの小さい蕾、オレンジ色のヤマツツジやフモトスミレなどが咲いていました。桜山展望台では遠くに雪を頂いた富士山が望め、下の広場にはニオイタチツボスミレの群落があり、スミレ(マンジェリカ)を観察後、山仕事の広場で昼食をとりました。足元にはカントウタンポポが一面に広がり、暖かな陽ざしの中で自然の豊かさを感じました。

 午後はムーミンの生みの親の「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」で休憩。入間川沿い広場には遅咲きの緑色の御衣黄が咲き誇こり、オニグルミの長い雄花と赤い雌花の姿に皆さまは「初めて見ました!」と感激の様子でした。

 閉会式は元加治駅前で行い、皆さまの無事を確認して散会となりました。

今年の春は例年になく気温が高く、植物たちの開花が早くなり、葉桜も多く残念でしたが、

参加者の皆様はそれ以上に自然の豊かさを身体で感じて帰られたと思います。

 

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3月15日(水)に季節の会観察会「早春の四季の森で生まれたての春に会いにいきませんか・・・」を実施しました!

33名が参加して10時に観察会を始めました。

春の草原では菜の花が咲き誇り、キブシ、ヒメウズ、ツクシ、カントウタンポポ、アマナなど

観察の時間が足りなくなるくらいでした。西口広場で休憩。満開のハクモクレン、森林浴をしながらちびっこ広場へ。ちびっこ広場では赤い実のついたクロガネモチ、黄色の実のついたキミノクロガネモチの木が2本並んでいました。オオシマザクラの花を見ながら、階段を下り、背の高いヒュウガミズキ、オニシバリ、ミツマタなどが満開でした。

昼食にクロモジ茶でおもてなし。

午後からはシュンラン、タネツケバナなどを見て、ふるさとの森へ。キチジョウソウの赤い実が日差しを受けて、輝いていました。さくらの谷では、コヒガン、カンヒザクラなどが満開。連絡地下通路をくぐると咲き誇るハナモモが目に入ってきました。最後にカタクリの花を見て解散しました。

天気も良く、田んぼ、ため池、雑木林など変化に富んだ「里山」を巡り、参加者のみなさんもとても楽しんでくれたようです。

ご参加いただきました皆さん本当にありがとうございました。またご一緒できることをメンバー一同お待ちしております!

 

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2月7日(火)に季節の会観察会「冬鳥を探しながら谷津干潟を散策」を実施しました!

季節の会としては一年に一度の「野鳥観察会」、鳥好きのメール会員がこの時とばかりに集合してくれました。

まずは双眼鏡の使い方をおさらい、遠くに置いた野鳥の模型をまずは裸眼で探し、それを双眼鏡に入れてピントを合わせる。久しぶりに双眼鏡を操作する参加者がちらほらいましたが、だいたいの参加者は問題なく入れていました。

干潟になる時間帯の関係で、まずは谷津干潟に隣接する「三角干潟」から観察、思いのほかオナガガモが多く、ハシビロガモ、コガモ、ヒドリガモなどの淡水ガモが多く、野鳥たちが気持ち良く泳ぐ姿が印象的でした。「谷津干潟」に移動して本格的に観察が始まり、スズガモ、ホシハジロの海ガモ、コサギ、ダイサギ、アオサギのサギ類、弁足をもつオオバン、間近に観れたカンムリカイツブリ、相変わらず杭の上で羽を乾かすカワウなどを観察したのと同時に、トベラ、シャリンバイ、クロガネモチ、ソテツなどの比較的暖かい環境を好む植物がちょうど時期的に果実を付けていたので野鳥7割、植物3割の観察会となりました。ちょっと残念だったのは

干潟になった時間帯に普段はシギ類、チドリ類の歩く姿が見られるところ、猛禽(ハヤブサ)が姿を見せていたので、ほとんど見られなかったことでした。その代わりカニの大群が穴の出入りに忙しく歩き回っていたのを観察出来ました。班ごとに鳥合わせをして解散となりました。

 

ご参加いただきましたみなさん、本当にありがとうございました。

またご一緒できる日をメンバー一同楽しみお待ちしております!

 

観察した種類は30種

ヒヨドリ・ムクドリ・スズメ・ドバト・シジュウカラ・オカヨシガモ・ダイサギ・ハクセキレイ・オナガガモ・オオバン・ハシビロガモ・イソシギ・ホシハジロ・スズガモ・ツグミ・アオサギ・コガモ・メジロ・エナガ・カイツブリ・キジバト・カンムリカイツブリ・ハシブトガラス・カワセミ・ハヤブサ・ウグイス(地鳴き)・コゲラ・コサギ・ハシボソガラス・ユリカモメ・ハマシギ

 

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11月22日(火)に季節の会観察会「藤野芸術ランドハイキング」を実施しました!

1122日(火)会としては今年最後の観察会を快晴の下、藤野で実施しケガ人もなく無事終了いたしました。

日中の気温は20℃以上に上がり汗ばむような気温でしたが、落葉広葉樹に囲まれた美しい雑木林の中は爽やかで絶好のハイキング日和となり、少しきつい上りもありましたが、参加されたみなさんの

足取りも軽かったように思います。

藤野の森は「日本の森林浴100選」、「神奈川の美林50選」に選ばれているだけあり連なる山々の森は人工林が少なく二次林だとは思われますが、落葉広葉樹が多くまたカエデ類も多いことから赤、黄、橙と色とりどりの葉を楽しむことができます。観察会では紅葉を楽しむだけではなく、樹木が冬支度のために落葉する理由や、なぜ赤や黄に色が変わるかなど各講師からお話しさせていただきました。

振り返りでは「紅葉の森を歩けて良かった」、「フカフカの落葉の上を久しぶりに歩いた」、「色とりどりの葉を押し葉にします」など深まりゆく秋のハイキングを楽しんでもらえたのではと思います。

 

ご参加いただきましたみなさん、本当にありがとうございました。

またご一緒できる日をメンバー一同楽しみお待ちしております!

 

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10月8日(土)に季節の会観察会「秋の訪れを感じながらの大町自然公園散策」を実施しました!

前日の冷たい雨も朝には上がり、まずまずの観察会日和となりました。

9月の観察会が台風の影響で中止になったため、季節の会としては4か月ぶりの観察会となり、市川大野駅前には晴れやかな笑顔が飛び交いました。

万葉植物園はコンパクトな敷地ながら盛り沢山の万葉植物が植えられ、とてもすべては

見られません。班長がそれぞれ数種をピックアップし解説しました。そこかしこでカラスウリが実る市街地を抜けて大町自然公園へ。長田谷津を整備して作られたこの公園ではツリフネソウ、ミゾソバ、ジュズダマなど湿地の植物やツリバナ、マユミ、ゴンズイなどの木の実を観察。オニヤンマの産卵やエゴノキにヤマガラの姿を確認した班もあり豊かな自然を満喫した一日でした。

 

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2022年8月29日(月)~ 30日(火)「入笠山花ハイキング」を実施しました!

昨年より始めた宿泊を伴う観察会、今回は長野県南アルプスの最北端に位置する三百名山そして花の山である入笠山です。標高は1955mですが高速ゴンドラで標高1050メートルからわずか15分ほどで一気に1780mまで行けるためお手軽にハイキングを楽しめる山です。頂上からは八ヶ岳が一望でき山野草園や湿原そしてスキー場後の草原に春、夏、秋にかけて約150種類の山野草を楽しむことができます。

今回は里山では見ることができないエンビセンノウやヤマハハコ、ヨツバヒヨドリ、ハナイカリ、アケボノソウやウメバチソウ、マツムシソウの他、湿原ではサワギキョウやエゾリンドウ、オヤマリンドウ、ホソバトリカブト、クサレダマ、アカバナ、花畑ではキキョウやシモツケソウ、サラシナショウマ、キバナノヤマオダマキ、ユキヤナギなどなどもう名前を覚えられないほどの種類との出会いを大いに楽しんでいただきました。

  二日目はシカの食害により観ることができた植物は少なかったのですが、それでもタチコゴメグサやテングクワガタ、ミヤマハタザオやモウセンゴケなどを観ることができ、また参加された方が半寄生植物のシオガマギクを見つけられたようでした。また大阿原湿原は本州南限の高層湿原でありすでに老齢期に入りズミなどの木本が根を下ろせるまで乾燥化が進んでいることを見ていただき、自然は必ず遷移していくことも合わせて知っていただけたのではと思います。

 参加された方からは「また来年日本スズランが咲くころに来てみたい」 「頂上からのパノラマを次回は是非見てみたい」などすでに来年の企画に期待が寄せられる言葉を頂戴し、これからも楽しんでいただくべく宿泊を伴う企画を進めて行きたいと思っています。

  ご参加いただきましたみなさん楽しい時間をご一緒に過ごさせていただき本当にありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしております!

   

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2022年6月11日(土)「初夏の息吹を、生田緑地で満喫!」を実施ました。

東口から階段を登って行く。関東ローム層の地質が見える斜面にはシダが多く茂り、種類もベニシダ、イノモトソウ、ヤブソテツ、ホラシノブ、コモチシダ、ゲジゲジシダ等、豊富である。シダ以外にも、ホタルブクロやオカトラノオを観察しながら、枡形山広場に至る。

枡形山展望台からの眺めは関東平野が一望でき、東京の高層ビル群やスカイツリーを確認することができた。残念ながらこの日は富士山は見ることができなかった。

この広場でイヌマキの雌花と雄花そして実について、またムラサキシキブとヤブムラサキの違いを学ぶ。

坂を降りて行った先には湿地帯があり、フッキソウ、オオモミジ、マユミ、ハンノキ等を観察する。

午後になり、にわか雨の中メタセコイヤの林を歩く。そこにはドクダミの一群があり、ドクダミの花と総苞を観察する。その先にはハナイカダがあり、葉の上に花が咲く独特な形態に皆さん驚く。

あじさい山では今アジサイが花盛りである。ここのアジサイは「ガク咲き」と「手まり咲き」があり、色もそれぞれである。また、アジサイに囲まれた細い坂を降りて行く途中でオトコヨウゾメやヤブニッケイを観察する。

しょうぶ園ではハナショウブが色とりどり花を咲かせている。ここであやめ科の植物の区別方法を学ぶ。端午の節句で使用するショウブも植えてあり、ハナショウブとの違いを確認する。ハナショウブの花の上でアマガエルが堂々と大きな声で鳴いているのが印象的であった。

ご参加いただきましたみなさん本当にありがとうございました。

 

次回は8月の入笠山、そして9月は高尾山です。またご一緒できる日を楽しみにしております。

   

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2022年5月21日(土)「初心者からのやさしいシダ入門・逗子神武寺!」を実施ました。

神武寺は全山が凝灰岩からなり、太古の植生を残す貴重な地域です。渓谷の斜面や切通しなど苔むした岩肌の露出した日陰には、岩隙(がんげき)植物と総称されるコモチシダ、ミツデウラボシなどのシダ植物が生育しています。そのような環境の中でシダ初心者向けの観察会を実施しました。

以下その報告です。

 

昼前後から弱い雨が降ったりやんだりを繰り返す天気予報で、それならと「実施」の判断をしたのに、

神武寺駅集合の9時半から、かなりしっかりした雨脚に見舞われて、観察会がスタートしました。各班に分かれて、まずはスタッフが用意した「イヌワラビ」の現物を目の前にして、葉身・葉柄・中軸・羽片・小羽片・鱗片・ソーラス(胞子嚢群)などの名称を参加者に確認してもらいいよいよ出発。裏参道入口に入るといきなり目に飛び込んでくる「シダ・シダ・シダ」の大群に、多くの目の前のシダが、おそらくシダ初心者すべてが同じに見えているだろうと判断して、端から名前を話すのではなくて、ジュウモンジシダ、ベニシダ、リョウメンシダなどそのシダの特徴と名前が一致する「見た目分かりやすい」シダを紹介する。

そして誰もが知っている「スギナ」を例にして、シダ植物の不可欠の条件を説明して、イノデ、フモトシダ、

ミゾシダなどの「シダらしいシダ」と、イワガネソウ、ハイホラゴケ、ミツデウラボシ、マメヅタなどの「シダらしくないシダ」を、参道の両側と神武寺の境内で目にしたら紹介していきました。降り続いた雨も昼食になるころにはすっかりと上がりました。

午後からはある程度シダを見る目が慣れてきた頃を見計らって、すでに紹介した同じ種類のシダが出てきたら、今度は参加者に「何でしたっけ?」と問いかける。同じシダが出てきても何度でも繰り返し問いかける事をするうちに、終わるころには一人で3~4種類は覚えてくれていました。シダ初心者でも十分に楽しめた「観察会」になったかと思います。

 

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2022年4月26日(火)「皇居東御苑で歴史の遺構と季節の花を楽しむ!」を実施ました。

当日は全国的に雨模様であったが、東京の朝は運よく曇りとなった。東御苑大手門前に830分から受付開始、当日は1名のみのキャンセルで47名の参加者。開会でスタッフ紹介、自己紹介、各班にて体操などを経て5班が順次スタート17日の下見ではタイトル通り、大枠で歴史の遺構の話が50%、植物観察の話が50%の目安に、枡形門、櫓、石垣、番所などの話、及びヒョウタンボク、オトコヨウゾメなどの植物の観察ポイントとしての共通の認識作業を行う。それ以外は班長各自がそれぞれ話すポイントを整理して、それぞれが違った資料作りをし、それぞれの持ち味で説明。午前中の前半部分、富士見櫓までで各班長が説明に熱が入っていたこともあり、予定時間より30分の遅れが生じた。遅れをタイムキーパーとして班長に促し、また途中雨が降り始めたりしたが、どうにか各班調整を図り、予定通りの時間に小雨の影響のため、二の丸休憩所の軒下で昼食を摂った。

午後は展望台から手前の二の丸雑木林・庭園と丸の内ビルを背景に望みつつ、汐見坂を下って、雑木林を中心に植物観察への領域に入っていった。所々にキンラン、ギンラン、キエビネ、エビネ、ホウチャクソウ、チゴユリ、フタリシズカ、オドリコソウなどの群生が見られた。

閉会の振り返りで参加者の多くの感想の中から、江戸城の遺構から、久しぶりに歴史的な話に触れて刺激され、また東御苑には、多くの植物があることをあらためて知り、十分に楽しんでいただけたのではと思われた。

ご参加いただきましたみなさん、本当にありがとうございました! 

報告/アシスト:久保

 

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2022年4月2日(土)「長池公園と尾根緑道」を実施ました。

不安定な空模様が続く季節の変わり目のこの日は、気温こそ低かったものの、終戦間際に製造された「戦車」の性能テストと操縦訓練用の道路として造られた「戦車道路」を歩き始めると、ほぼ等間隔に植樹された満開のヤマザクラのお出迎えから始まりました。この地で発見されて2004年に新種とされた「タマノホシザクラ」は散りかけていましたが、オオシマザクラ、ヤマザクラ、ソメイヨシノはちょうど見ごろを迎えていました。またキブシ、クロモジ、モミジイチゴ、コブシなどの低木は春爛漫の花盛り。目を落とすとタチツボスミレ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウなどの里山では定番の草花が目に入ります。

長池公園に入るとアオイスミレ(すでに葉だけ)、ヒメスミレ、アカネスミレ、ナガバノスミレサイシン、のスミレ達に出会い、カタクリ、ニリンソウの「春の妖精」も短い春にやるべきことに精を出していました。そしてこの日の観察会での一推しは、牧野富太郎氏が発見、命名したとする「タマノカンアオイ」の開花です。とにかく大きく、美しい艶があり、数が多い、ということで観察会終盤に思いもよらずの盛り上がりがあり、この日も無事に観察会を終えることが出来ました。参加された皆さんに感謝、感謝。

 

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2022年3月12日(土)「弘法山で春のミニ縦走を楽しむ!」を実施ました。

三寒四温のこの時期に実施日には幸運にも「四温」の一日となり、快晴の青空のもと心地よい春風に吹かれながら、ゆるやかなアップダウンを繰り返す尾根道をゆっくりと歩き、ようやく訪れた「春」の一日を参加者、スタッフともども楽しみました。そして今回この尾根道で思いがけない発見がありました。それは高尾山あたりでは、ぽつんぽつんとしか見られない「オニシバリ(別名:ナツボウズ)」が吾妻山から弘法山に至る尾根道に、数え切れないほどの株があり、ちょうどこの時期は花期にあたり、雌花と雄花をふんだんに観察が出来て、参加者と一緒に普段見慣れない植物をこの日だけは充分に堪能しました。花期が2月~3月、果期は5月~7月、そして7月~9月に別名の由来となっている落葉があり、そして秋口には新しい葉を展開する、という少々変わった生活環を、この植物がどのような過程を経て獲得したのかを、参加者ともども思い巡らせました。

  

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2022年2月17日(木)【梅の香かおる小石川植物園で春探し】を実施いたしました。

快晴の青空のもと、時折吹き抜ける北風は冷たかったものの、日向にいると防寒対策の厚着では、汗ばむほどの陽気に恵まれた一日でした。

半日と限られた時間の中で、今日のメインテーマの梅林では、ある品種は「探梅」しながら、そしてまたある品種は賞梅しながら、主幹事からの品種名の解説、梅の園芸分類による「系」と「性(しょう)」の解説、また花色、花弁の形などの特徴を聞きながら、梅の花を愛でる基本的な心掛けとしての「梅の一輪一輪咲く花」を楽しみました。

また早春に開花するものとしては「マンサク」と「ロウバイ」が園内のあちらこちらで、小石川植物園の本来の目的通りに、日本産・外国産を含めて品種、栽培種など数種類あり、見比べて花の色や形の違いに感心したり驚いたりしていました。

小石川植物園の植物の数は、各県の平均(約2500種)を上回る4000種もあるといわれているので、春夏秋冬で観察会が出来るのだと実感しながら終了しました。

  

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New!2024年 6月の季節の便りが届きました!

季節の便りはこちらをクリックしてください。 

New!   2024年6月の観察会の募集は終了いたしました!

観察会の詳細はこちらをクリックしてください。 

New!   2024年5月20日(月)~  21日(火)宿泊を伴う観察会は終了いたしました。

二日間の模様はこちらをクリックしてください。 

New!   2024年5月の観察会は終了いたしました。

当日の模様はこちらをクリックしてください。 

New!   2024年4月の観察会は終了いたしました。

活動報告はこちらをクリックしてください。 

New!   2024年3月の観察会は快晴の下終了いたしました!

活動報告はこちらをクリックしてください。

New!   2024年度の観察会の日程が決まりました!

観察会の詳細はこちらをクリックしてください。 

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私達は全員森林インストラクター東京会のメンバーです。

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